とにかく、「いいものを安く建てたい!」
しかし、ただ安くすればよいというものではありません。
事業の目的に沿った建物とは何かを都志デザインは常に考え続けます。
経営や運営の目線で、設計の内容や仕様を確保することで、過剰な投資部分の削除や、収益性を向上させる業務を行います。
企画段階から設計段階、発注段階を経て竣工まで、投資額の抑制と機能性の向上を図り、運営のしやすい施設を造ります。
例えば、都志デザインが手がけた介護施設では、平均坪単価50.4万円となっています。
3,893㎡のユニット型全室便所付の個室50床、ショートステイ10床50人のデイサービスの施設では、坪52.8万円の群馬県で最もローコストの特別養護老人ホームとなりました。
鉄骨構造の合理性の追求、ローコストでの素材、仕様選定、床暖房や空調換気システムなどの合理的な設備設計の採用など、多くの知識と知恵の産物となっています。
さらに現在は、施工会社様の方の企業努力や弊社のノウハウも蓄積できているので、更なるローコスト化(坪45万円程度)が実現可能です。
重要なことは、企画から設計まで一貫してコストを意識しながら設計を進め、段階ごとに見積りを行い、コストをコントロールしてゆくことです。そして発注段階でもVE(バリューエンジニアリング)やCM(コンストラクションマネジメント)という手法を用いて低価格での契約に至らせます。
もし現在手がけておられる事業の見積りに不安を感じておられるようでしたら、一度ご連絡ください。
適正な価格やコストダウンの手法について、無料でご相談を受け付けております。
・事業計画についての提案をします。
予算に合わせた計画、品質、スケジュールについての検討案を、3タイプ程度作成し、適正な企画案の作成にご協力いたします。
土地の利用計画、プロジェクトの総額費用の算出、プロジェクトの工程表、各種工法の比較、最適な事業計画の策定に寄与します。
施設配置や、駐車場の配置、動線の確保など、基本事項の条件整理検討を通じて収益性の高い施設の検討を行います。
・品質や機能、デザインの向上とコスト抑制とのバランスを図ります。
・平面形、断面形、階数のバランス、地下構造、構造計画上のバランス、設備計画上のバランスをチェックし、事業上最もふさわしい計画を策定します。
・要素を出来るだけ小さくし、シンプルで使いやすく、ローコストな建物を目指します。
・異なるデザイン、計画、設備などについて見積りを徴収し、比較検討を行います。
・業者選定方法についてのアドバイスを行い、最適価格での契約を援助します。発注方法では一般的に、特命方式や、設計施工方式が高価格になり、一般競争入札方式が低価格となります。VE提案方式やCM方式を合わせて最適な発注方式を提案いたします。業者選定にあたっての条件設定や見積書の査定や評価、契約内容の確認や調整を行います。
難易度の高い無騒音・無振動工法による改修については、技術提案総合評価方式も採用します。
・新たな機器への対応や、当初予測できなかった事柄への対応など、工事段階では変更や調整が多く起こります。
そうした変更工事を適切に処理し、コストの不適切な増加を招かないことが重要です。増減のバランスをとった仕様調整が重要となります。
・変更工事への対応、別途工事への対応、仕様調整への対応にコストバランスを図ります。