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介護施設の設計のポイント5

1.明るく開放的な空間

 日当たりがよく、天井が高く、一日中のんびりと過ごせるような空間が理想だと思っています。皆で楽しくゲームをしたり、リハビリ運動をしたりして過ごしましょう。疲れたら静養室でごろりと横になり、元気な人は食事の準備を手伝ったりしましょう。デイルームには床暖房設備を設けます。浴室も明るく開放的な空間を演出します。また屋上には菜園をつくり、日当たりのよい芝生の庭を設けます。

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      皆の交流の場デイルーム 明るく広々した浴室  
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         屋上の菜園で野菜作り  満開のシバザクラ 

2. 暖かさを感じる家庭のような施設

 キッチンは広く、できるだけ皆が一緒に作業できるスペースを提供します。家庭的な雰囲気を得るため、壁のクロスは抗菌仕様とし、合板仕上げなど木質系素材を用いて暖かい雰囲気を演出します。
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    疲れたら畳でひと休み 認知症機能訓練室 

3.ツーユニットワングループの管理ステーション

 介護する方も介護される型も、お互いの距離が近い中央にステーションがあれば、昼間も夜も安心です。また2つの浴室を連結することで介護の労力を軽減できます。
 

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ツーユニット分のステーション
     連結した浴室              

4.回遊性のある動線

 外出の回数が少ない入居者はどうしても運動不足になりがちです。廊下が回遊できると何回も周遊できるのでリハビリにもなり、ゆき止りの閉塞感を解消します。
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          広い廊下でリハビリ                     ゆき止まりのない廊下

5.画一的でなく愛着の持てる個性的な室

 ビジネスホテルのような画一的な部屋でなく、自宅の部屋のように愛着が感じられるような個性のある部屋を演出します。風通しが良く、明るく、快適でプライバシーがある室をつくります。

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       あたたかみのある個室        個性を演出できる個室
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                皆が集まる共同生活室

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